藤野やすふみのお楽しみクッキング　第２回　市民と野党の共闘を連想させる「がめ煮（筑前煮）」

藤野やすふみのお楽しみクッキング　第2回　「がめ煮（筑前煮）」

材料（2人前）
・大根3分の１、人参半分、鶏もも肉150ｇ、椎茸3つ、こんにゃく半丁、
ごぼう半分、タケノコ4分の1（水煮でＯＫ）
・出汁調味料（あればあご【トビウオ】だし）、しょうゆ、みりん、酒、鷹の爪ひとかけ

作り方
①それぞれの具材を一口大に切る。鶏肉に軽く塩をふる。
　＊こんにゃくは、できれば指でちぎる（味が染みやすく、食感も良くなる）
　＊時間があれば、鶏肉はフライパンで炒めておく
②鍋に出汁調味料と①を入れ、ひたひたで煮る。（灰汁が結構出ます。灰汁をとりきってから味付けするのがポイント）
③しょうゆ、みりん、酒それぞれ大さじ2（好みで増量）。鷹の爪を入れ、大根が透き通るまで煮る。

ひと言
私が生まれた福岡県の郷土料理で、「がめくりこむ」＝「集める」という方言が料理名の由来とも言われています。栄養バランスが抜群、お弁当やつくり置きにもおススメ。最近はこの料理を作ると「市民と野党の共闘」を連想します。それぞれの党が持ち味を出して、いい「がめ煮」にしたいですね。

（更新日： 2020年08月04日）