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いま、日本をおおっている貧困 国民のほうをむいた政治へ 党の前進と杉尾ひでや候補の勝利を! 健和会病院・和田浩院長の応援演説

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6月23日の市田忠義副委員長を弁士にした飯田市の日本共産党街頭演説会で、応援演説をおこなった、健和会病院の和田浩院長の応援演説を紹介します。 

健和会病院の小児科の和田です。
 今、子供の貧困問題ということが言われています。僕の患者さんの中にも、そういう方がたくさんいます。特に母子家庭の中では、お母さんが仕事を2つ3つ掛け持ちをしている方が珍しくありません。そうしないと生活していけないからです。あるお母さんは、昼間の仕事だけでなくて夜、ホステスさんのバイトを週4回やっている、そんな方がいます。ホステスをやる日は午前2時まで仕事して、うちに帰って寝るのは4時、朝6時に起きて次の日が始まる、そんな生活です。「そんなことをやって大丈夫?」と聞いたのですが、「うん、もう慣れたし」と言ってやっています。でも、その次の日はやっぱりもうへとへとなんです。子どもたちはお構いなしに騒いだりしますので、そうするとお母さんは大きな声で怒鳴ってしまう。もう気持ちの余裕がなくなってくるんですよね。さらに、手が出ることもあると言っていました。「子どもを叩いちゃった後に、そんな自分が情けなくなって子どもと一緒に大声で泣くんです」、そんな風に言ってくださいました。子どもを叩いちゃうということは虐待にあたるのでもちろんよくないんですが、そのお母さんがギリギリ頑張っている姿なんだと思います。そのお母さんも、コロナで仕事がなくなってしまって経済的に本当に大変になっています。
「今夜食べるお米がありません」というおうちもあります。なので、健和会病院の小児科外来には、お米とかレトルト食品とか用意してあって、そうした方が来た時には差し上げるようにしています。そうした支援のことを共同通信の記者の方が取材に来て、全国に配信してくれました。信毎にも載ったので、ご覧になった方もいるかもしれません。でも、そういう支援をしながら、いつも思うのは、そういう支援で貧困がなくなるわけではないということです。子どもの貧困、子どもだけでなく大人もお年寄りもみんなですけれど、今、日本をおおっている貧困というものは今の政治が作り出したものです。そういうのを変えて、国民のほうを向いた政治に変えないといけないと思います。そのためには、いま市民と野党の共闘がとても大事だと思うし、そのために頑張っている共産党に前進してほしいと思います。ぜひ、みなさん力を合わせて、今度の選挙では共産党の躍進、そして長野県選挙区では市民と野党の統一候補、杉尾秀哉さんをぜひ当選させましょう。よろしくおねがいします。

(更新日: 2022年06月26日)

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