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24日、あらたに統一協会と県議・県議候補の疑惑を公表 県議20人、県議候補1人も関与 党県委員会

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 日本共産党長野県委員会は1月24日、県庁で記者会見し、調査で新たに自民党と県民クラブ・公明の県議、自民県議候補が統一協会関連団体と接点を持つ疑惑が判明した件など公表しました。鮎沢聡委員長、武田良介前参院議員が出席しました。

 統一協会関連団体と関与した自民党県議は18人、県民クラブ・公明県議は2人で合計20人に上ります。

 2021年の総選挙後、風間辰一県議(自民)のフェイスブックに国際勝共連合の県代表が祝福コメントを投稿。風間氏が「ご支援に心より感謝」と返信するなど通算で4回やりとりしていました。

 青木崇県議候補(同)は21年、世界平和女性連合主催の弁論大会に審査員で出席。佐々木祥二県議(同)は21年総選挙と昨年の参院選、南信州ファミリー会の行事で自民候補への支援を呼びかけるなど、統一協会関連団体に依拠し選挙をたたかった疑惑が浮上しました。

 小池久長県議(県民クラブ・公明)は15年、統一協会幹部のフェイスブックにコメント。鮎沢氏は両会派に真相解明を求めました。

 自民10人、県民クラブ・公明1人の県議が統一協会関連で支出した政務活動費を返還した件で、鮎沢氏は「返還して幕引きでは有権者は納得しない」と指摘。統一協会との関係の詳細や今後の対応など、説明責任を果たすよう訴えました。

 県内10カ所の統一協会施設のうち長野教会、上田教会の不動産が教団の所有で、土地の価格は合計で推定4億1000万円と報告。高額献金・霊感商法が不動産の原資になっている疑惑に触れ、鮎沢氏は「速やかに解散命令を出し、保有施設への優遇措置をやめるべきだ」と求めました。

(更新日: 2023年01月30日)

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