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日本の真ん中から希望ある日本を 志位さん大いに語る 熱い呼びかけに10人入党 長野

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日本共産党の長野県委員会は24日、「日本の真ん中から志位さんと希望を語るわくわく懇談会in信州」を上田市内で開催しました。志位和夫議長が全県から寄せられた疑問や質問にズバリ答え、「日本の真ん中から希望ある日本をつくろう」と入党を呼びかける企画です。第29回党大会後初の大規模な「集い」となり、志位氏の熱い呼びかけに、この日、10人が入党を決意しました。

 最初の質問は「分断と対立の地域だった東南アジアが、どうやって平和の共同体に変わったのですか」です。

 志位氏は、昨年末に東南アジア3カ国―インドネシア、ラオス、ベトナムを訪問した際に、「東南アジア諸国連合(ASEAN)の成功の秘訣(ひけつ)」を聞いたことを紹介。ASEANが、(1)徹底した対話―年間1500回以上の会合を開き“対話の習慣”を築き上げてきたこと、(2)自主独立と団結(中心性)―大国の関与を歓迎するが、一方の側に立つことはせず自主独立と団結を貫いてきたこと―の二つを強調し、「日本外交に生かすべき、多くの宝のような教訓がある」と力説しました。

 次に、「北東アジアに平和をつくるのはどうしたらいいですか」との問いが。志位氏は、(1)ASEAN―平和の共同体を東アジア全体に広げる努力、(2)北東アジアの独自の問題を外交的に解決する努力、(3)日本の政治を変える―の3点が必要だと強調しました。この中で、ベトナムが安全保障「四つのノー」―軍事同盟を結ばず、第三国に対抗するために他国と結託せず、外国軍基地の設置を認めず、武力行使・威嚇をせず―の方針を表明していると紹介。一方で、日本は「四つのイエス」になっていると批判し、「米国いいなりの大軍拡でなく、ASEANを見習って自主自立の平和外交に切り替えることが必要だ」と語りました。

 「裏金事件、物価高騰、大軍拡に怒り。行き詰まった政治を打開するためには何が必要ですか」との質問に対し、志位氏は、「国民的大運動と日本共産党の躍進が、行き詰まり打開のカギです」と回答。その上で、自民党政治の行き詰まりの根源に何があるかを語りました。

 自民党派閥の裏金問題をめぐり、その根底にある企業・団体献金が「国民の参政権」を侵害し、政治をゆがめてきた実態を告発。「裏金問題と暮らしの問題の根っこは一つ。『財界中心』の政治です」と強調しました。

 平和の問題では、「平和国家」の「理念」を投げ捨てる岸田大軍拡のすべての震源地はアメリカだと指摘し、根源に「アメリカいいなり」の政治のゆがみがあると批判。「この二つのゆがみをただし、日本の政治を『もとから変える』日本共産党の前進に、日本の前途がかかっています」と訴えました。

 「党を創立して102年。なぜ102年も続けることができたのでしょうか」―志位氏はこの問いに、「どんな困難なもとでも国民の利益を守り抜く不屈性」があると説明。絶対主義的天皇制の専制政治のもとで「国賊」「非国民」と迫害を受けながらも、命がけで「国民主権」「侵略戦争反対」を貫き多くの先輩が命を落とした戦前の党の歴史について語り、そのなかの一人である日本共産青年同盟初代委員長の川合義虎氏は上田市出身であることを紹介しました。

 志位氏はまた、「迫害で命を落とした先輩たちのなかには多くの若い女性党員もいた」とのべ、長野県諏訪市出身の伊藤千代子さんの名をあげました。千代子さんは、1928年3月15日の大弾圧で検挙され、ひどい拷問を受け、信頼していた夫が権力に屈服し「天皇制支持」への同調を迫られるもののきっぱりと拒否し、翌年9月に24歳の若さで亡くなりました。

 志位氏は、千代子さんの諏訪高等女学校時代の恩師で歌人、土屋文明さんが千代子さんを思い35年に6首の短歌を発表したこと、市ケ谷刑務所の獄中で千代子さんの最後の姿をみた塩澤富美子さん(野呂栄太郎の妻)が彼女への思いを胸に抱き、戦後、79年に「追憶」と題した歌集を出したことを紹介し、塩澤さんの歌を詠み上げました。

 戦後に、塩澤さんと会い千代子さんの実像をようやく知った文明さんは83年、93歳でこん身の力を込め三つの歌を書きつづりました。歌題は「伊藤千代子がこと」―。歌が書かれた色紙を掲げた志位氏は「日本の近代文学史の光彩ある一ページだと思います」「千代子さんたち先輩が身をもって訴え抜いた主張は、戦後の日本憲法に実りました」と熱く語りました。

 「新しい委員長に就任した長野県小諸市出身の田村智子さんにどう期待していますか」―と問われた志位氏は、「強くて優しいすばらしい委員長の誕生です」「新しいことに臆することなく挑戦するチャレンジ精神がすごい」とのべ、田村氏が大会決議案の作成、大会での中央委員会報告と結語など、新しい仕事をどんどん挑戦して切り開いてきたことを紹介。「新しい体制で力をあわせて、日本の未来を開く新しい時代をつくりたい」と抱負を語りました。

 最後に、志位氏は、日本共産党員だった両親の生き方にも触れて、「他の人の幸福のために働くことを、自らの幸福と感じる人が集っているのが日本共産党です」と語り、入党を心をこめて訴えました。

(更新日: 2024年02月27日)

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