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活動ニュース

御代田町長選、告示まであと10日

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 長野県御代田町長選(17日告示、22日投開票)まで、あと10日と迫りました。もてき(茂木)祐司町長は1月10日に出馬を表明しています。同和事業をめぐる町政の混乱状態が続き担当課長の自殺と言う事態を招いた町政を正そうと立ち上がった町民に推され、共産党町議から2007年町長に就任し2期8年、安定した町政を取りもどすことができました。この町政をさらに発展させるのか、逆に、外部の圧力で「モノ言えない町」へと後戻りさせるのか、鋭く問われています。
3期目へ「豊かな自然を生かし町の経済の『底力』をつける」など「六つの挑戦」を公約に掲げて、「安定した町政を次のステップに向ける」と、子育て支援、地域経済の活性化策などに意欲を燃やします。
もてき町政を覆そうとする陣営は前副町長を擁立。〝三つどもえ〟だった前回と異なり、現状は一騎打ちの様相。予断を許しません。
もてき町長勝利へ、幅広い町民が思想・信条の違いを超え草の根的に運動を進める「明るい御代田町をつくる会」は8日、「春をよぶ町民のつどい―もてき町長とともに」(午前10時、JA伍賀支所)成功へ全力を上げており、広く参加を呼びかけています。

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「明るい御代田町をつくる会」会長・上原和友さん(74)=会社経営

 9年前に、同和対策事業の担当だった課長が自殺するということがあった。私は早起き野球の事務局をしていて、町職員として課長さんは、お世話になった人だった。こうしたことがあったのに、当時の町長の対抗馬がいくら待っても出ないので、もてき(祐司)さんに「町長選に出てほしい」とお願いしたら、暫くして出ると返事があった。
私はもともと共産党とは正反対の人間で、共産党とは何の関係もなかった人間だ。しかし、「生きざま」は共通していて近い。
たとえば、「これをやるんだ」と一途なところだ。もてきさんが町の同和対策課を廃止したように。
また、もてきさんは、私利私欲がない。町長としての責任をもって「町民のためにどうしたらいいか」と、絶えず考えている。もてきさんが町長になり、御代田町は変わり、人口も増え発展してきた。
私は今「明るい御代田町をつくる会」の会長を任せられている。歌の文句ではないが、〝男心に男が惚れた〟と言った感じだ。
私が今一番心配しているのは、派遣社員が増え、格差社会が広がって、身分も将来も不安定で、結婚できない、子どもをつくれないようになっていることだ。
もてきさんは、第3子は(保育園も幼稚園も)無料にといっている。さいわい御代田町の人口は増えているが、もっと子育てしやすい町になるように頑張ってもらいたい。

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山本文利さん(53)=専業農家

 私は専業農家で、約2ヘクタールの農地でキャベツや白菜、レタスなどをつくっている。約30年間、収入は不安定だが、どうにかこうにか持ってきたというところだ。町の中でも後継者が少ない。収入が増えれば農業をする人も増えるのに…。町も農業支援にもっと力を入れてほしい。
かつては、「思っていることが言えない」町だった。そうした中で、9年前に、いまわしい事件が起きた。もてきさんは町議の時から、がんがん衝いてくれた。これだけ言ってくれる人がいなかったので、「町長に出てほしい」と、みんなでお願いした。町長になって、これまでのことを、きれいにしてくれた。それだけでも、大きな、大きな実績だ。
〝共産党だから嫌だ〟と言う人がいるが、8年間そのことによって支障が起きただろうか? 誰が対抗してこようが、御代田町には、もてき町長以外には考えられない。
(赤旗2015年2月7日掲載)

(更新日: 2015年02月09日)

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