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党県常任委員会が県議選の結果について声明を発表 党公認6人・推薦1人 7人当選 議席増で交渉会派に 代表質問権を獲得・6つの常任委員会すべてに県議配置に

県議選の結果についての県常任委員会の声明 2023年4月11日 県常任委員会

19日に投開票された県議選で、日本共産党は公認6人、推薦1人の当選を果たし、前回より1議席増を勝ち取りました。6人当選となったことで、交渉会派となり、代表質問もでき、6つのすべての常任委員会に党県議が入れることになり、県民要求実現にとって、大きな前進を勝ち取りました。日本共産党に支持を寄せていただいたみなさん、党躍進のために奮闘していただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに心からお礼を申し上げます。党公認6人・推薦1人の7人で、掲げた公約の実現のために全力をあげる決意です。

当選できなかった候補者も、大激戦の中で大健闘し、全県の攻勢的な論戦に大きく貢献しました。上伊那郡区の瀬戸じゅん候補、飯田市・下伊那郡区の熊谷みか候補は、当落線上で議席を争うところまで猛追し、上伊那郡区は10票差の惜敗となり、あと一歩まで迫りました。自民現職県議の逮捕という前代未聞の事態の中で、全国的にも注目された塩尻市区では、柴田憲子候補が立候補を決意し平和と暮らしを訴えたことは、それ自体が大きな意義あるたたかいとなりました。
県議選で選挙となった7選挙区では、昨年の参院比例票と比較すると、得票数で144%となりました。21年総選挙・22年参院選での、激しい党攻撃の中で後退を余儀なくされ、一部マスコミによる反共キャンペーンも続き、共産党落としのシフトがしかれる中で、逆流を押し返すたたかいでした。結果は、自民党は現職3人を落選させて後退し、維新の会の県議会進出を許さず、共産党が逆流や「共産党シフト」の中でも前進し、比例票との比較でも得票を伸ばしたことは、反転攻勢の大きな一歩となり、全国を励ますものとなりました。

県議選の教訓から、どういう総括と教訓を引き出すか、その全体については、みなさんからもご意見を聞きながら、後半戦のたたかいの結果を含めておこなうようにします。同時に、16日告示になる市議選、18日告示の町村議選での全員勝利のために、確信にすべき教訓も浮き彫りになりました。
1つ目は、県議選では、わが党の平和と暮らしの訴えが有権者の気持ちとかみ合い、間違いなく論戦をリードしたことです。他派が語るものがない中で、「戦争より平和の準備を」「大切な税金は、軍事より暮らしに」「3つのゼロ(給食費無償化、子どもの医療費の窓口完全無料化、子どもの国保税の無料化)」などの訴えは有権者の心をつかみ、世論と一体に県政を前に動かしてきた県議団の値打ちが共感と期待を広げました。
2つ目は、後援会員・読者・支持者のみなさんと一緒に選挙をたたかうことに一貫してとりくんだことで、担い手が大きく広がったことです。協力を呼びかける率直な呼びかけに、多くの方に応えていただき、「家族に支持を広げる」「知り合いに10票支持を広げた」などの声が広がりました。
3つ目は、当選に必要な得票目標を実現するために、みんなで知恵を出し合い、1人ひとりが力を発揮し、あらゆる手立てをとったことです。ベテラン党員も新入党員も力を発揮、政党カー・候補者カー周辺での訪問対話作戦、地域を決めたローラー作戦、みんなでアピールした目玉宣伝、SNSの積極活用などのとりくみも広がりました。

23日投開票の統一地方選後半戦は、25自治体に45人が立候補予定(11日現在)です。後半戦も、住民の命と暮らしがかかった選挙、日本の平和がかかった選挙となります。県議選の教訓をただちに生かし、必ず全員当選を果たす決意です。ぜひ、みなさんの大きなご支援・ご協力をお願いします。

(更新日: 2023年04月12日)

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